莉犬くんの性別は男?女?FtM公表・手術の経緯と現在の胸の内
ネット発の大人気エンタメユニット「すとぷり」(すとべりーぷりんす)で、情熱的な赤色担当として圧倒的な存在感を放つ莉犬(りいぬ)くん。唯一無二の表現力豊かなハスキーボイスと愛らしいキャラクターで世代を超えて愛される一方、インターネット上では検索欄に「莉犬くん 性別 男 女」といったキーワードが常に浮上し続けています。
莉犬くんの性別を巡っては、過去の公式発表や動画、自著を通じて本人の口から痛切かつ勇敢な真実が明かされてきました。自身が性同一性障害(FtM:Female to Male)であることを告白し、タイに渡航して性別適合手術を受けるに至った壮絶な経緯、そして戸籍や声に対する知られざる葛藤のすべてを、公表された一次情報と客観的事実に基づき徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:莉犬くんの性別は「心は男性、身体は女性として生まれた」FtM(性同一性障害)であり、2017年のX(旧Twitter)および2022年の公式動画で詳細が公表されている。
- 要点2:2022年10月にタイへ渡航し性別適合手術(胸部切除等)を完了。「莉犬としての声」を守るため、声変わりを伴う男性ホルモン投与の選択には極めて慎重に向き合ってきた。
- 要点3:幼少期の機能不全家族や自己否定の苦しみを乗り越え、現在はグループ活動・ソロ歌手・声優として多方面で唯一無二の輝きを放ち続けている。
【真相】莉犬くんの性別は男?女?公式発表とFtM公表の真実
莉犬くんの性別について結論から明記すると、「身体の性別は女性として生まれ、心の性別は男性」であるFtM(Female to Male)です。現在のアイデンティティおよび公の活動における認識は明確に「男性」として歩んでいます。
莉犬くんが初めて性同一性障害であることを公にカミングアウトしたのは、すとぷりの結成から約1年が経過した2017年9月2日のことでした。自身の公式X(当時Twitter)にて長文のテキスト画像を投稿し、幼少期から抱え続けていた身体と心の性別の不一致、そして「男の子として生きていきたい」という切実な想いを打ち明けました。
当時のネットカルチャーにおいて、急成長中のアイドル的人気グループのメンバーがセクシュアリティを公に告白することは極めて異例であり、業界内外に大きな衝撃を与えました。しかし、莉犬くんが伝えたかったのは同情を引くことではなく、「ありのままの自分でリスナーと向き合いたい」という誠実な覚悟でした。すとぷりの赤色担当として見せる堂々とした振る舞いの裏には、自らの存在を賭けた自己受容の闘いがあったのです。

【時系列で辿る軌跡】カミングアウトから性別適合手術・戸籍変更への歩み
莉犬くんの告白は一過性のものではありませんでした。自らの生い立ちを赤裸々に描いた作品の発表や、身体的な違和感を解消するための外科的手術の決断など、一歩一歩確かな足跡を残しています。
2019年:自伝的動画『生まれてから、』で明かされた壮絶な半生
2019年5月24日、自身の誕生日にYouTube公式チャンネルで公開されたオリジナルアニメーション動画『生まれてから、』は、莉犬くんのパーソナリティを語る上で欠かせない金字塔となっています。動画内では、幼い頃にスカートを履くことへの耐え難い嫌悪感、胸が膨らんでいく恐怖、母から「普通」を強要された苦しみ、そして学校でのいじめや孤独が容赦なく描かれました。
「自分はバケモノなのではないか」と命を絶つことすら考えた暗黒期から、ネットの世界でマイクを握り、居場所を見つけるまでの歩みは多くのリスナーの涙を誘い、再生回数は数千万回規模に達しました。自著であるファンブック『莉犬めもりー』でも、この動画で描ききれなかった細やかな心の痛みが克明に記されています。
2022年10月:タイでの性別適合手術と5年越しの報告
2017年の告白から5年が経過した2022年12月16日、莉犬くんはYouTubeに投稿した動画を通じて、同年10月にタイで性別適合手術(胸部切除術を含む身体の男性化手術)を受けたことを正式に報告しました。
動画の中で莉犬くんは、「俺に手を差し出してくれたのはなーくん(すとぷりリーダー・ななもり。)だけだった」と、グループの仲間に支えられて手術を決意できた感謝を吐露。「心の底から莉犬でよかった、すとぷりでよかった」と涙ながらに語る姿は、長年にわたる身体の違和感という呪縛から解き放たれた瞬間でもありました。
戸籍変更と「声」を守るための選択
一般的にFtMの当事者が戸籍上の性別を女性から男性へ変更する場合、性別適合手術の実施に加え、生殖腺の除去などの厳しい法的要件(性同一性障害特例法)が存在します。さらに多くの当事者は男性ホルモン療法(テストステロン注射)を受けますが、ここには表現者ならではの重大な障壁が存在しました。
男性ホルモンを投与すると、声帯が肥大化して急激に声が低くなります。声優や歌い手として活動する莉犬くんにとって、「リスナーに愛されている今の莉犬の声」を失うことは活動の根幹を揺るがすリスクでした。そのため莉犬くんは、身体的な手術を行いながらも、声質を保つためにホルモン投与の時期や度合いを極めて慎重に判断してきたとされています。戸籍変更に関しても自らのペースを守り、形式上の手続き以上に「声と表現を守り抜くこと」を最優先にしてきたプロ意識が伺えます。
【データ比較】莉犬くんのプロフィールと公表前後の実態一覧
ネット上に飛び交う憶測と、本人が公式に公表している客観的事実を整理するため、以下の比較表にプロフィールの詳細と変遷をまとめました。
| 項目 | 詳細・公式データ | ネット上の噂・一般的な相場 | 編集部の見解・分析 |
|---|---|---|---|
| 性自認・性別 | 心は男性(FtMを公表済) | 「実は女性のまま隠している?」等の憶測 | 公式動画および手記にて手術完了を報告済であり、男性として堂々と活動している。 |
| 生年月日・年齢 | 1998年5月24日生まれ(27歳) | 実年齢非公開の歌い手が多い業界水準 | 生年月日は本人が公表しており、20代後半を迎えて表現力と精神的成熟度がさらに増している。 |
| 本名の真相 | 非公表 | 「音瀬莉緒(おとせりお)」説が拡散 | 過去の配信トラブル等を起点にした推測に過ぎず、公式には一切明かされていない。 |
| 外科的手術 | 2022年10月にタイで性別適合手術を実施 | 国内での胸オペのみという誤認 | 信頼できる医療機関を求めて海外渡航を選択。手術成功を公式にリスナーへ報告した。 |
| 声優活動 | 名義「こいぬ」等でアニメ出演実績多数 | 歌い手活動のみという先入観 | 少年役や女性役を自在に演じ分ける技術を持ち、唯一無二のハスキーボイスが強み。 |

【深層分析】なぜ公表を選んだのか?機能不全家族と自己受容の心理学
莉犬くんが自らのセクシュアリティを隠し通さず、危険を伴う公表を選んだ背景には、単なるパーソナルデータの開示を超えた「精神的な自立と自己救済」という深いテーマが存在します。
機能不全家族からの脱却と「心理的バウンダリー」の確立
莉犬くんが過去の手記や配信で触れてきた家庭環境は、決して平穏なものではありませんでした。「普通の女の子」であることを強要する親の視線、優秀な兄との比較、そして家庭内における精神的抑圧。家族社会学において議論される「機能不全家族」の典型とも言える環境の中で、莉犬くんは激しい自己嫌悪に苛まれていました。
精神医学や心理学において、過干渉や無理解な親から受ける精神的拘束を乗り越えるには、物理的かつ心理的な「バウンダリー(境界線)」を引くことが不可欠とされます。莉犬くんにとって、自ら稼いだ力で一人暮らしを始め、さらにインターネットという公の場で「俺は男だ」と宣言することは、親の支配下から完全に離脱し、自分自身の人生の主権を取り戻すための儀式でもあったのです。
「居場所」の獲得とリスナーとの魂の契約
莉犬くんを救ったのは、すとぷりのメンバー、特にななもり。氏との出会いでした。誰からも理解されず、ネットの片隅で震えていた自分を一人の表現者として認め、受け入れてくれた仲間の存在が、「この人たちのために、そして応援してくれるリスナーのために生きる」という強い軸を形成しました。
秘密を抱えたまま愛されることは、当事者にとって「本当の自分ではない虚像が愛されている」という新たな孤独を生み出しかねません。莉犬くんは痛みを伴ってでも真実を告白することで、リスナーと「嘘偽りのない本物の絆」を結び直す道を選びました。
【実態検証】ファンの反応とネット上の誤解・偏見を解き明かす
莉犬くんの性別公表に対し、リスナーや世間はどのように受け止めたのでしょうか。インターネット上には称賛の一方で、一部の心ない中傷や誤解も存在しました。
「性別を売りにしている」という批判への実態
一部のネット掲示板やSNSでは、「性同一性障害を話題作りに利用しているのではないか」といった冷ややかな声が上がったことも事実です。しかし、実際の活動実態を見ればその批判が的外れであることは明白です。
莉犬くんが評価されている本質は、圧倒的な歌唱力、作詞センス、配信で見せる卓越したトークスキル、そして声優としての演技力です。性別の公表はあくまで「自分らしく生きるための通過点」に過ぎず、日々の地道な配信やライブパフォーマンスのクオリティこそが現在の絶大な支持を支えています。ファンコミュニティの声を調査しても、「性別に関係なく、莉犬くんの人間性と歌声に救われた」という意見が大多数を占めています。
声優「こいぬ」としてのプロフェッショナリズム
莉犬くんは「こいぬ」名義で、HoneyWorks原案のアニメ『いつだって僕らの恋は10センチだった。』の芹沢春輝(幼少期)役や、映画『妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』など、数々の作品で声優としても確固たる実績を残してきました。
女性特有の高い音域を維持しつつ、少年の持つ切なさや力強さを表現できる声は、ホルモン投与によって完全に声を低音化させなかったからこそ成し得た唯一無二の武器です。自身のアイデンティティと表現者としてのキャリアの間で下した決断が、現在の唯一無二のポジションを確立させています。
【プロの結論】莉犬くんの生き方から私たちが学ぶべき判断基準と受容の姿勢
エンターテインメント業界における多様性の象徴とも言える莉犬くんの歩みは、現代を生きる私たちに重要な示唆を与えています。ファンとして、あるいは一人の人間として莉犬くんの生き方にどう向き合うべきか、その判断基準を整理します。
莉犬くんの発信から深い勇気を受け取れる人
- 自らのセクシュアリティや個性と周囲の「普通」とのギャップに悩んでいる人:莉犬くんが暗闇から光を掴み取ったプロセスは、自己肯定感を育む強力な指針となります。
- 家庭環境や過去のトラウマから精神的自立を目指している人:親や環境のせいにせず、自らの才能と覚悟で人生を切り拓いた姿から実践的な勇気を得られます。
- 表現に対するストイックな姿勢をリスペクトしたい人:自らの身体的リスクや声の変化を天秤にかけ、リスナーへの還元を第一に考えたプロ意識に共鳴できます。
向いていない・視点を改めるべき人
- 性同一性障害を単なるゴシップや詮索の対象として消費したい人:身体的な手術内容や過去のプライベートを暴くような好奇心は、本人が命懸けで伝えてきた本質を見失います。
- 「アイドルは作られた完璧な虚像であるべき」と考える人:自らの弱さや傷痕をすべてさらけ出し、リスナーと共に不完全から歩んできた莉犬くんのエンタメスタイルとは相容れません。
【莉犬くんの性別】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:莉犬くんの戸籍上の性別は現在変更されていますか?
A1:タイでの性別適合手術(胸部切除等)を完了したことは本人が動画で明言していますが、戸籍の変更手続きが完了したかどうかについては公式に言及されていません。莉犬くんは声優・歌手としての活動を最重視し、急激な声変わりを避ける選択をしているため、法的な手続きの進捗については本人のプライバシーとして温かく見守る必要があります。
Q2:性別適合手術を受けたことで声が変わったり歌えなくなったりしましたか?
A2:手術による直接的な声質の悪化はありません。声が変化する主な要因は外科手術ではなく「男性ホルモンの投与」です。莉犬くんは活動上のアイデンティティである自らの声を損なわないよう配慮しながら治療と手術を進めたため、現在も変わらぬハスキーで表現力豊かな歌声を維持しています。
Q3:本名が「音瀬莉緒」と言われていますが本当ですか?
A3:インターネット上で広く噂されていますが、本人が公式に認めた事実ではありません。過去の配信トラブルやネット上の推測が一人歩きしたものであり、本名やプライベートな個人情報については公表されていません。非公式な噂に惑わされない姿勢が大切です。
まとめ:莉犬くんが切り拓いた道と現在の未来
すとぷりの赤色担当・莉犬くんの性別を巡る物語は、単なるアイドルのプロフィール情報にとどまりません。それは、身体の性と心の性の不一致という過酷な運命に抗い、自らの存在意義をネットと音楽の世界に刻みつけた一人の人間の闘争の記録です。
女性として生まれながら男性としてのアイデンティティを確立し、手術の痛みを乗り越え、それでもリスナーのために「莉犬の声」を守り抜いた覚悟。2026年を迎えた現在も、すとぷりのメンバーとして、そして一人のアーティストとしてステージに立ち続ける莉犬くんの姿は、多くの人々に「自分らしく生きていい」という希望の光を灯し続けています。 (出典: 莉 犬 くん 性別(Yahoo!ニュース))